1998年ごろあったジョーク団体の「日本イソターネット協会」で、崎山氏が協会の名前を使って講演したり書いたりしはじめて主宰者が困りだしたときに、聞き分けのないことを言って場が凍ったときに、「いい加減にしろ」という趣旨のことを言って一喝した
などと高木氏は述べているのだが、さて全く記憶にない。
高木氏の日記を参照しているいくつかのサイトをみると、私が大昔から個人的怨恨を高木氏に抱いているかのような誤解が広がっており、なるほど高木氏の印象操作による私への評価低下策は成功しているようである。記憶にないのは、「一喝」なのだが、そもそも彼が書く「事情」の描写が恐ろしく歪んでいる。
「日本イソターネット協会」会員の肩書での講演や執筆というのは、私のようなごくたまにしかその種のことをしなかった人間よりも、はるかに数をこなした人々がいた。例えば、Free on Free であるとか、もっと大規模なものでは Linux Conference での講演者としての用例が存在している。むしろ、そういう状況のなかで私も使っただけに過ぎない。
ただ、違いをいえば、大多数が純粋なテクニカル・ライティングの中で用いていた中、私の発表内容は通産省(当時)系の業界団体の事業への批判を含むものであった、という程度のことだ。そもそもが、「日本イソターネット協会」内部のnews上の議論や、あるいはWebサイトの内容というのは、「ジョーク」の形式をとっていても、いやジョークだからこそ、当時のインターネットブームとでもいったものに批判的、あるいはもうちょっと柔らかくとらえたところでも斜に構えた態度のものだったと私は考えていたので、まぁ、さして問題なかろうという感覚であった。
しかし、主宰者および主宰者の極めて近くでは異なる感覚を持っていたようで、そのような批判的なコンテキストで「日本インターネット協会」を一文字もじっただけの団体名が登場し続けることは、発表者のみならず団体主宰者の身の安全と生活を脅かすものだと考えているようなコメントを頂いたと記憶している。個人的にはそのような判断は単に誤っていると思ったが、サーバを維持する負担をもっぱら主宰者が負っていたことや、理論的にはゼロとはいえない法的リスクについて主宰者と単なる会員は対等ではないということから、引いた。ただ、このような判断が主宰者からなされた以上、
それは従来から「日本イソターネット協会」として
Webで公開してきたコンテンツにも鉾先は向かざるをえず、
そんな話になったころから日本イソターネット協会の活動は縮小し、
その後は主宰者の個人的都合やマシントラブルなどで実質休止状態になったようだ(時々復活するようだが状況を聞いてないのでわからない)。
まぁ、「引いた」なかで高木氏が「一喝」したと考えるようなこともあったのかもしれないが、記憶に残るほどのものではなかったし、そもそもが自明に問題となることをしたわけでもないのが高木氏の日記においては私が倫理的サンクションを受けるのが当然のことをやらかしたかのように書かれているというのがなんともいえないところだ。
そして、高木氏の「真骨頂」ともいえるのが、このような関係ない話を突然持ち出す、というやつだ。本論と比較する形で、あるいは全く無関係に別の話を出す。そして、その部分への批判については「本論と関係ない」と逃げる。放置しておけば、それはそれで、彼の問題ある論が、しばしば信頼性の高い本論の「評判」で受け入れられる状況が作られていく。RFID関連の本論に混ぜられる住民票コードの話やETC無問題論も然り。しかし、彼はいったい誰に何を伝えるためにこういうスタイルをとるのだろうか。covert channel と言うと大げさだが、何らかの意図の存在を感じてしまうのであった。
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