NTTドコモのフィルタリング話では差別された当事者が動き出した。そういう人達にさらにインプットすべき情報もあるかなと思うのだけど、基本的に以前からのネタの繰り返しなので個人的にもうちょっと落ち着いてから。
さて、Wikipediaの日本語版管理者のひとりがWikipediaと表現の自由は関係ないとまで力説しているんだが、Wikipedia以前に百科事典の歴史というのを知らないでやっているんだろうか?近代史のなかでの百科事典というのは啓蒙思想と密接に結び付いているわけで、実際、それは教会の権威と対立し、弾圧され、それを乗り越えて編纂されてきた、という意味で、まさに近代における言論の自由の確立とは切り離せないものなんだけどなぁ。
Wikipedia日本語版の「百科全書」の項は、現時点でそのあたりの書き方が、英語版と比較してもあまりに弱すぎるので、大阪府立図書館の図版集の解説ぐらいは読んだほうがいいだろう。
751年に第1巻が出版されましたが、絶対主義的権威の否定や人間精神の解放を基本にした「百科全書」は、教会を中心とした反対派からの攻撃でいったん出版を取り消されます。その後もさまざまな迫害を受けますが、ディドロは困難を乗り切り、1772年に最後の図版集を完成させました。
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