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「フィルタリング推進」は「非コミュ」推進

2008/02/09

Permalink 23:24:13, by Nobuo Sakiyama Email , 11 words   Japanese (JP)
Categories: 情報社会

「フィルタリング推進」は「非コミュ」推進

楠さんのエントリのAmazon アフリエイトをたどってはなずきんさんの数ヶ月前のエントリを経由する形で、Viacomグループとマイクロソフトのネット広告部門との共同調査の存在を知った。こういう出会いはいかにもはてダ特有だなぁ。

マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区)マイクロソフト デジタル アドバタイジングソリューションズ(以下マイクロソフト)は、MTVネットワークスとニコロデオン、マイクロソフト デジタル アドバタイジングソリューションズ(本社:米国ワシントン州レドモンド以下マイクロソフト)が共同で、デジタル技術に関し、16カ国、18,000名の8歳から24歳の子供・若者を対象にした過去最大規模の調査を行ったことを発表しました。調査の対象国は、イギリス、ドイツ、オランダ、イタリア、スウェーデン、デンマーク、ポーランド、アメリカ、カナダ、ブラジル、メキシコ、中国、インド゙、日本、オーストラリア、ニュージーランドです。

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例えば、日本は「技術に恋した国」と評されますが、現実は違います。日本の若者はプライバシーがあまりない小さな家に住んでおり、通常は、大学に行き、家を離れて社会的なつきあいをすることが多くなるまでは、自分のPCをもつことはありません。結果として、彼らの主なデジタル機器は、携帯電話になります。プライバシーと携帯性が確保されるからです。

他の国の若者と異なり、日本の子供や若者のIMやメールの使用頻度は調査対象の16カ国で最も低く、そのため彼らにはネット上の友人はほとんどいません。日本の8-14歳の子供は、実際に会ったことのないネット上の友人は世界平均の5人に対し1人のみです。また、日本の10歳代は、実際に会ったことのないネット上の友人は世界平均の20人に対し7人のみとでています。

MTV、ニコロデオン、マイクロソフトが、子供や若者とデジタル技術の関係についての調査結果を発表

このプレスリリースの原文はマイクロソフトの当該部門のサイトViacomのサイトにあった。

これを信頼すると(詳細なデータが公開されていないのが残念)、平均的にいえば、日本の多くの子どもたちは、そもそもネット上で知らない人と全然出会っていない、ということになる。非コミュだ。ここに、平均から大きく外れた少数の事象をトリガーとした「フィルタリング義務化」やその他の保護者によるインターネット利用監督の強化が加わるとどうなるか、というと、このリリースに書かれているドイツの状況がひとつの可能性となるのだろう。

親が近くにいない場合は、8-14歳の子供は友人とコミュニケーションしたり、チャットフォーラムに参加したり、インターネットを娯楽のために使用したりする可能性が高まります。ドイツの8-14歳の子供は、すべての調査対象国の中でインターネット利用率が最も低く、インターネットを前向きに見る傾向が最も低い層でした – ドイツの子供でインターネットが大好きであると答えたのは、オランダの子供の73%に対して25%のみでした。この行動は、ドイツの子供のインターネット利用に対する親の監督の厳しさが関連していると考えられます。

MTV、ニコロデオン、マイクロソフトが、子供や若者とデジタル技術の関係についての調査結果を発表

こういう状況を「違法・有害情報対策」に熱心な最右翼の方々は作りたいのだろうか?