Category: 通信傍受

2009/06/28

あなたにも分かる児童ポルノ単純所持処罰化の未来

前ふたつのエントリ、児童ポルノ禁止法改正に関して、 ブロッキングが拡大する危険性と、通信の秘密が大幅に侵される危険性について書いてみたのだけれども、長くて読みにくいよ、ということらしいので、両方合わせてもっと簡単に書くことにした。簡単に書くので仮定が入ってるってことやロジックの飛躍が出るけど、それはそういうものだと思ってね。あと、微妙に新しく気づいたネタも少し入れます。 児童ポルノ禁止法の自公案は、附則で「インターネットを利用した児童ポルノに係る情報の閲覧等を制限するための措置」の技術の開発の… more »
Permalink 02:28:24, by Nobuo Sakiyama Email , 24 words   Japanese (JP)
Categories: プライバシー, 検閲, 通信傍受, 児童ポルノ問題

児童ポルノブロッキングで黄昏ていくであろう通信の秘密

いよいよ始まった児童買春・児童ポルノ禁止法改正案の審議、いきなり最初から、自公案の提案者の葉梨議員が、いろいろと飛ばした発言をして話題となっているけれども、ここで注目したいのは、彼が連呼した「ペドファイルとのたたかい」という言葉。枝野議員が軽くツッコミを入れていたけれども、これはとても重要なポイント。実在の児童への人権侵害という「罪」を憎むだけでは足りず、内心において「ペドファイル」であれば、外部にいかなる影響を与えていなかろうと、社会から排除していこうという姿勢だ。これは、日本のみの話ではなく、米国… more »

2009/06/26

Permalink 04:07:42, by Nobuo Sakiyama Email , 16 words   Japanese (JP)
Categories: 検閲, 通信傍受, 児童ポルノ問題

Great Firewall of Japan が構築される可能性について

今回書く内容には、あえて物騒なタイトルをつけた。これは、ひとつの論理的な可能性であって、私が具体的な動きを認知しているわけではない、というのは念のために冒頭で述べておく。 6月26日から、児童買春・児童ポルノ禁止法改正案の審議が始まる。与党案と民主党案の間に大きな開きがあり、明らかに衆議院解散が近く、その後の議会構成が大幅に変わることが分かりきっている状況、そして、犯罪を新設する重い法案であり、かつ、憲法上の問題もクリアにしておく必要がある、ということを考えれば、強行採決→再可決による与党案成立、と… more »

2009/04/13

Permalink 00:39:44, by Nobuo Sakiyama Email , 9 words   Japanese (JP)
Categories: 検閲, 通信傍受, 監視社会

「出会い狩り」問題のやっかいさ

楠さんがmixiの出会いコミュ大量削除問題に言及し、続報も書いている件、実のところ、かなりやっかいんだよね。 楠さんは今回の出会い系サイト規制法改正に問題があったという認識のようなんだけれども、全ての根は、そもそもの2003年の出会い系サイト規制法の立法に遡る。「ネット上に限った交際相手を募集していても『出会い系』とみなされてしまう」というのは、今回の警察庁の要請に限った話ではなく、規制法の当初の解釈基準において、実際に出会うかどうかではない、と明記されていた。最初の解釈基準もパブリックコメント募集… more »

2005/07/10

Permalink 13:50:29, by Nobuo Sakiyama Email , 0 words   Japanese (JP)
Categories: 通信傍受

情報公開請求についての決定への異議申立てが正式に棄却

通信傍受用仮メールボックスについての情報公開請求について、決定の不開示部分への異議申し立てをしていたところ、情報公開審査会の答申がゼロ査定だったことは半年ほど前にお伝えしたとおりですが、このほど、正式に異議申立てを棄却する決定が下りました。棄却取消を求める訴訟をやるなら6ヵ月以内ということになりますが、コストパフォーマンス的に厳しいかなぁ、というところですね。 なお、開示部分のネットでの公開については、著作権上の問題から公開を停止した状態でとまっています。公開可能な部分を選別することが、手間のわりに… more »

2004/09/11

Permalink 17:23:32, by Nobuo Sakiyama Email , 1 words   Japanese (JP)
Categories: 通信傍受

とりあえず負けました

通信傍受用仮メールボックスについての情報公開請求につきまして、部分開示となったものの不開示部分について異議申し立てを警察庁に対して行ったものについて、内閣府の情報公開審査会に諮問されていたわけですが、このほど答申が出ました。 結果としては、異議申し立てをした部分について、答申のなかでは何ひとつ覆ることなく終わりました(諮問の直前に警察庁が自ら開示範囲を一部拡大したということはあった)。答申を経て警察庁の裁決となるのですが、答申でゼロ査定ということはもう負け確定。訴訟はお金もかかるし、勝てそうな気がい… more »

2004/06/02

Permalink 23:48:45, by Nobuo Sakiyama Email , 2 words   Japanese (JP)
Categories: セキュリティ, 通信傍受

ネットエージェントさん、ありがとう!

以前からやっている、警察庁の通信傍受用仮メールボックスについての情報公開請求に関連して、開示文書の記述についてメーリングリストでちょっとネタふりしてみたところ、ネットエージェント株式会社社長の杉浦隆幸さんから 著作権を譲渡したり、公衆配信可能化権を許諾した覚えはないのですが。 との苦情を頂きました。そこで、開示文書の公開は一時停止しました。 でもこれって、通信傍受用仮メールボックスの実装がPacketBlackHoleに基づくものだということを自らお認めになったに等しいんですよ!ありがとう、ネッ… more »

2001/08/17

警察庁電子メール盗聴装置の問題点(仕様書案バージョン)

以下は昔書いたもので、今改めて書くのであれば議論が必要だけれども、 必要があってここに置きます。 警察庁電子メール盗聴装置の問題点 2001年8月17日 2002年7月31日追記: 以下の議論は、「仕様書案」に基づくものです。最終的な入札仕様書に基づいた議論を独立した文書としては用意していませんが、 http://memo.st.ryukoku.ac.jp/social-memo/archive/200203.month/13.html http://memo.st.ryukoku.a… more »